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引けにかけ上値追い、平均株価は78円高と今年初の4連勝、直近高値更新=東京株式市場・18日後場

 18日後場の東京株式市場では、平均株価が上げに転じ、前日比78円15銭安の1万3476円45銭と今年初の4日続伸。終値ベースで4月7日の直近高値1万3450円23銭を上回った。後場寄りは「朝方に先物買いで入った向きが上値の重さを嫌気し、外しにかかった」(中堅証券)といい、下げ幅をやや拡大。ただ、売りが一巡すると次第に下げ渋り、午後2時すぎには先物への大口買いにプラス圏に浮上した。「ショート(売り方)ポジションを解消している」(市場筋)との指摘も聞かれ、引けにかけ上値を追う展開となった。ただ、週末要因に加え、現地18日に米シティグループの決算などを控え、商いは盛り上がりを欠いた。

 市場からは、「海外からのフローが少なく、弊社の営業体に仕事が回ってこない。平均株価1万3000円〜1万3500円のレンジを行ったり来たりと方向感がないことが手控えの要因だろう。ただ、米企業決算や国内企業に対する業績報道などに対してポジティブな反応が多く、来週から始まる本決算に期待がかかる」(外資系証券・営業本部)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり969、値下がり606。出来高は15億7606万株。売買代金は1兆9133億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台前半(17日終値は1ドル=101円77銭)で取引されている。

 バルチック海運指数の8000ポイント台回復を受け、明治海 <9115> がストップ高比例配分となり、第一中汽 <9132> 、乾汽船 <9113> 、川崎汽、商船三井など海運株が一段高。日本電工 <5563> が年初来高値を更新したほか、住金 <5405> 、冶金工 <5480> 、JFE、新日鉄、神戸鋼など鉄鋼株も上値追い。ドル高・円安推移を背景に、日野自 <7205> 、マツダ <7261> 、いすゞ、トヨタ、日産自など自動車株にも買いが継続した。欧州マネー流入観測の三井不 <8801> 、菱地所 <8802> や、住友不、野村不HD、ジョイントなど不動産株も軒並み高。7&iHD <3382> 、丸井G <8252> 、DJHD、ハニーズなど小売株も堅調に推移した。

 個別では、午後2時に09年2月期連結業績の黒字化見通しを発表した日マタイ <8042> が一時ストップ高に年初来高値を更新。09年2月期連結営業32%増益見通しのアデランスHが上昇したほか、コメ価格高騰から農業関連銘柄に思惑買いが向かい、井関農、クミアイなども大幅高となった。

 半面、08年3月期連結業績推定値を大幅下方修正した住友林 <1911> や、千代化建 <6366> 、大東建 <1878> 、長谷工、大成建など建設株が軟調。三菱商 <8058> 、三井物 <8031> 、伊藤忠、丸紅など商社株もさえない。塩野義薬 <4507> 、アステラス薬 <4503> 、第一三共、沢井製薬など医薬品株にも売り物が続いた。個別では、午後2時に08年3月期連結業績推定値の下方修正を発表した神栄 <3004> や、アトリウムが下げ幅を拡大。前場に年初来高値を更新したフェリシモは利益確定売りに押された。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:株式新聞

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